第二回大学院特別講義

第2回目の講義の伊賀総一郎さんの「エスノグラフィとデザイン思考」の講義を拝聴させていただきました。

 

エスノグラフィーとは、という話から、今後社会が発展していく中で「エスノグラフィー」、とても重要な知見ということを学びました。

 

【学んだこと】

エスノグラフィーとは、デザイン思考と呼ばれるイノベーションを起こす方法や考え方の文脈で行われるユーザー観察の手法の一つであり、元々、文化人類学社会人類学の中で、あるコミュニティにフィールドワークとして入り込み、その中での行動様式を記述し、価値観を見出していく手法として使われていた。

それにより、近年方法などではなく、エスノグラフィーの事例も注目されているということ、それにより、様々な行動を記述し、様々な価値観を見出していく手法として扱われていること。

人間は知らないインターフェースに対しては、ヒントや、手法などがわかっていても、実際に行動に移し、インターフェースを利用することが困難なことがわかった。

例を取り上げるとすると、コピー機の「緑色のスタートボタン」はエスノグラフィのアプローチから生まれたものです。

自社のコピー機を使う社員の様子をビデオで撮影し、「コピーすること」自体に苦戦する様子から問題点を発見し、その問題点の改善点を考え、デザインしてきているということ。

エスノグラフィでは、解決するべき問題を、深いユーザー観察から見出し、その改善点を探っていくということ。

 

【考えたこと】

エスノグラフィーとは仮説の中で生まれるものではなく、従来想定していなかっったような行動パターンやアプローチを発見していくことが重要であり、今考えられている価値観や考え方についても、疑問を持たなければいけないということである、

しかし、収集した情報をまとめ、仮説お導き出すことも重要である、理由としては、これが、現在の考え方であり、その考え方を理解することにより見えいぇ来るものもあるからだといえる。

このことからデザイナーはエスノグラフィーの重要さを理解し、意識していかなければならないと私は考える。